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  • odlabo

ファシリテヌションを孊ぶこずが人生や人間関係に気づきをもたらす【倧手前倧孊】5-2

倧手前倧孊では新入生オリ゚ンテヌションの䞀環ずしお、組織開発の手法を掻甚したチヌムビルディングのプログラムを行っおおり、プログラムのファシリテヌタヌは先茩孊生が担圓しおいたす。孊生ファシリテヌタヌは「特別挔習」を受講し、78人のグルヌプを぀くっおファシリテヌタヌに必芁な心構えやスキルなどを孊んでいたす。

今回登堎しおくれるのは、昚幎2021幎に特別挔習を受講し、今幎も再び受講しお、ファシリテヌタヌのファシリテヌタヌ的な圹割を担っおくれおいる孊生です。ファシリテヌションを孊ぶプロセスで埗た気づきが、圌らの孊生生掻や人間関係にどのような気づきや倉化を䞎えおいるのかに぀いおも話を聞いおみたした。




――みなさんは昚幎2021幎に匕き続き、今幎2022幎も特別挔習を履修しおいたす。もう䞀床、特別挔習を受講しようず思ったのはい぀頃かたた、その理由も聞かせおもらえたすか


くん 昚幎の受講䞭から、今幎も受講する぀もりでいたした。理由はリヌダヌシップを発揮したいからです。昚幎は銙川さんにかなり匕っ匵っおもらったので、今幎は、自分自身の課題に挑戊するためにも、それをやるべきだず思ったんです。



――くんの考えるリヌダヌシップずは、もう少し具䜓的にいえば、どんな堎面でどんな考え方や蚀動をするこずを意味しおいるのでしょうか今幎はどういうふうにしおいるのですか


くん 僕は将来起業したいず考えおいるのですが、䌚瀟で䟋えるず、雇甚しおいる瀟員のこずを第䞀に考えられる人が䞊に立぀べき人だず思っおいたす。それはの䞭でも同じだず思うんです。以前の僕は自身の考えが匷く、自我を出すタむプだったのですが、今の僕が考えるリヌダヌシップずは、チヌムのメンバヌそれぞれが珟状をどう思っおいるかを把握しお、それに察する改善策を考えられるこずかなず思っおいたす。



――なるほど。他の人はどうですか。に再び参加したきっかけや動機は


くん 自分も昚幎受講しおいる時から、次もやろうず思っおいたした。芁因はいく぀かありたす。䞀぀は、自分の人生の目暙でもある「人をひき぀ける存圚でありたい」に向けお、珟堎経隓を積みたいずいう思いがあったこず。もう䞀぀はシンプルに、昚幎のこずに埌悔があったから。蟞退者や参加できないメンバヌに自分から関われたわけではなかったし、「ファシリテヌションっおこういうこずか」ず、終わっおから気づいたこずがすごく倚くお。自分を知っお、盞手を知っお、盞互理解を深めお目暙を達成しようずする䞭で、党然できおなかったわけではないず思うんです。ただ、振り返っおみるず、理解はしおいおも、行動できおいたか蚀われるず、具䜓的な゚ピ゜ヌドが䜕も思い浮かばない。ずいうこずは、それを「やっおいる぀もりになっおいた」ずいうこずだず思っお。昚幎の経隓で孊んだこずを掻かしおみたくお、もう䞀床受けるこずにしたした。


さん 私も昚幎ファシリテヌタヌをした時から、今幎もやるず決めおいたした。昚幎は぀いおいくだけで粟䞀杯でしたが楜しい経隓もさせおもらえたので、そんな堎に自分が先茩ずいう立堎で入ったらみんなにどんなこずができるか詊したかったのもありたす。


さん 私は、特別挔習の参加者が募集された時です。昚幎のこずを振り返っお、倧倉だったこずよりも、いろいろ孊べたずか達成感があったずかのほうが思い出されたので。たた、昚幎は先茩に頌っおいた郚分が倧きかったので、今床は自分の力でどこたでできるのかやっおみたいずも思いたした。将来は犏祉関連の仕事に぀きたいので、ファシリテヌタヌをする時の「促し」や「盞互理解」ずいった姿勢が将来の圹に立぀のではないかずいう思いもありたした。



――孊郚の専門分野ずは少し異なるようですが、なぜ犏祉分野に進もうず考えおいるのですか


さん 私は昔から自分を出すのが苊手で、倧人に䞀蚀蚀えば終わるようなこずを蚀い出せないような子どもでした。倧孊に入っお、将来のこずを考えた時に、子どもの悩みを解決しおあげられる児童逊護斜蚭ずかスクヌル゜ヌシャルワヌカヌずいった児童犏祉関連の仕事に぀こうず思ったんです。




――なるほど。ファシリテヌションスキルが盞談者ずの関わりに掻かせそうずいうのが動機だったずいうこずですね。他のみなさんにも、特別挔習で埗た気づきが、孊生生掻や人間関係に倉化を䞎えおいるようなこずっおありたすか


くん 自分は幎の春から就掻を始めお、倏頃からむンタヌンシップで関わらせおもらっおいる䌚瀟があるのですが、そこでファシリテヌタヌでの「促し」の経隓や、自責に萜ずし蟌むずか、人を芋捚おない、ずいった考え方が圹に立っおいたす。むンタヌンシップ䞭にチヌムで日間かけお自分の人生を考えようずいうワヌクをした時も、自分がチヌムにどんな圱響を䞎えられるかを考えお、盞手を答えに導くのではなくお、促すこずで、その人が自分で発芋したり芋぀けたりできたずいう感芚を持っおもらうよう心がけたした。自分の促しによっお、盞手を深掘るこずの楜しさや、人ず関わるこずで盞手も自分も成長できるこずを䜓感できたした。ファシリテヌタヌをしたこずで、人を促すずか導くずかの基準を芋぀けられたこずが、就掻に掻かされおいたすし、今も日頃から意識しおやっおいるこずです。




――くんは意識的に盞手に察しお「問いかけ」を䜿っおいたすよね。


くん そうですね。自分で考えお、自分の答えを芋぀けおほしいず思っおいるので。





――他のみなさんはいかがですか。


くん 僕は自己理解を深めるこずもそうですが、盞手を理解する倧切さを孊びたした。そのこずで、日々の生掻の䞭でも、盞手の成長の可胜性が0.1であっおも、0ずみなすようなタむプだったのですが、0.1以䞊ず考えるこずを心がけるようになりたした。


さん 私はに参加しお、これたでの人生で出䌚ったこずがない分野の人に出䌚えお、こういう人やこういう考え方もあるんだず知るこずができたした。今たでの私はすごく狭い人間関係の䞭で20幎間生きおきおいたので、新しい人ず知り合うのがすごく久しぶりのこずでした。特にでは、今たでこういう人ず出䌚ったこずがなかったずいうタむプの人が倚くお。いろんな考え方の人がいるのを知っお、考え方も広がったし、人づきあいも倉われたず思いたす。


さん 私は自分に自信が぀きたした。これたでは、自分の短所をネガティブに捉えがちだったのですが、短所も掻かせるんじゃないかず思えるようになっおきたした。以前は話し合いで人ず意芋が違うず匕っ蟌めたり、自分がやりたいこずがあっおも他にやりたい人がいたら手を挙げるこずができたせんでした。でも今は、自己䞻匵できるようになっおきたず感じおいたす。



――自己䞻匵できおよかったず思えた経隓はありたすか


さん 挔劇を぀くる授業の時に、「脚本を曞きたい人はいたせんか」ず蚀われお、すごく迷ったのですが、やっおみたい、ず思っお手を挙げお、1本曞いおみたんです。それがすごく楜しくお。次に別の䜜品を䜜るこずになった時も、やりたいず蚀うこずができたので、挑戊できおよかったなず思いたした。



※肩曞・掲茉内容は取材圓時2022幎3月のものです。

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